「ワム!」の故ジョージ・マイケルのアートコレクションがクリスティーズで競売にかけられるそうです。
ダミアン・ハーストなど、主にイギリスの現代アート作品が出品されるもようです。その数200点にものぼるのだとか。
ちにみに、今回出品されるダミアン・ハーストの白いハトの作品、すごく好きなんですよ。
ハトは、聖書のノアの大洪水の逸話に出てくる平和の象徴です。
ノアは箱舟からハトを放し、そのハトがオリーブの葉をくわえて戻ってきたため、もう洪水が終わったと理解しました。
また、白いハトはキリスト教の世界においては、父なる神の精霊の象徴です。
キリスト教絵画では、しばしば父なる神の精霊の象徴として、白いハトが描かれています。
ダミアン・ハーストの作品には、宗教的なテーマを扱ったものが多いです。
「死」や「宗教」といったテーマは、西洋美術史において非常に重要なテーマであり続けました。
ダミアン・ハーストの作品は斬新でありながら、また古典的な一面も持っているということになります。
もしかしたら、それが人気の秘訣かもしれませんね。